とある学生起業家の奮闘記

幾度もの挫折を経験し、学生で起業するという選択をした男の実録奮闘記。

 

逆境に強い人がいるんじゃなくて、逆境が人を強くする。

「得意なこと」ってなんだろう?

f:id:toarugakuseikigyoka:20160531014937j:plain

みなさん、自分の得意なことってわかっていますか?

そもそも得意なことってどんなこと把握している人っていますか?

 

「得意なこと」を正しく把握している人って意外に少ないように感じます。

 

よくありがちなのは

 

好きなこと=得意なこと

 

という認識ですが、これは少々意味合いが違うんですね。

 

辞書を参照してみると以下のような意味に。

 

とくい【得意】

[名・形動]

自分の思いどおりになって満足していること。

誇らしげなこと。また、そのさま。「得意な顔」「得意になる」

最も手なれていて自信があり、じょうずであること。また、そのさま。

デジタル大辞泉より

 

 

だそうです。

 

得意なこと=好きなことってのは上の定義にのっとれば誤りであることは明白です。

 

それに下手の横好きという言葉があるくらいですから、いくら好きでも得意とは言えない場合もあります。

 

さあ、前置きが長くなりましたが得意であるとはどういうことか。

 

上記の辞書的意味合いと私の見解を加えて定義すると、

 

自分では大したことをしている印象がないのに他の人から君がやると違うね!

とよく他人から言われること

 

だと思います。

 

どういうことか、というと自分以外の他人がしているとどうも時間がかかったり、クオリティが低かったりするものが、自分がやると途端に周囲にありがたがられることです。

 

そういう経験ありませんか?

 

例えば、難解な英文の資料に悩む友人に変わってスラスラとあなたがその資料を解読して解説してあげると「すごい!」「早いね、ありがとう!」と言ってもらえるような感じです。

 

そう、それが得意なことです。

 

あなたが他の人とは違うバリューを発揮できる、ということでもあります。

 

 

この意味を履き違えてしまうと

好きなことを得意なことだと勘違いして、飛びかかってうまくいかなかったり、得意だと思っていたことは自分の周囲だけの話で世界を変えてみると全くバリューがなかったりと散々です。

 

じゃあどうすればいいのか。

 

 

それは得意なことを1つ徹底的に極める

得意なことをたくさん増やすかのどちらかでしょう

 

 

私の例で言えば、

私は1つ極めるのではなく、WEBマーケティング、データ分析、プログラミング、財務処理等々の得意なことを組み合わせて「経営者」というステータスを得ています。

 

いわばジェネラリストってヤツですね。

スペシャリストには勝てないが、総合値で勝つって戦略です。

 

 

一方、友人の起業家なんかはプログラミングを最強に極めてそれを武器にビジネス界で戦っています。これはスペシャリスト

 

 

とまあ、話が多岐に渡りましたが得意なことってのは自分のバリュー。

 

日々自己研鑽に励み、自分の得意なことに磨きをかけることが大事なのではないでしょうか?

ぜひ、意識してみてください。