とある学生起業家の奮闘記

幾度もの挫折を経験し、学生で起業するという選択をした男の実録奮闘記。

 

逆境に強い人がいるんじゃなくて、逆境が人を強くする。

今の日本、狂ってる。

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皆さんもご存知の通り、近年日本は欧米や一部の後進国に経済成長スピード、政治的立ち回り等々いろいろな面で「負ける」場面が多くなりました。

 

「いやいや日本はまだまだすごいんだゾ」

「こっからだゾ」

 

とか言ってる人は今時点でしか物事を見ていない。

今後十年の長いスパンで世界を見たときに果たして同じセリフがいえるでしょうか?

 

おそらくは中国やインド、ひいては東南アジア諸国のようなハングリー精神と日本人同様の知能の高さ、手先器用さを持ち合わせた発展途上国といわれていた国々がすごい勢いで日本を追い抜いていくでしょう

 

その結果仕事の多くはこういった国々に譲り渡すことで、日本には失業者が溢れます。ですが年金をしっかりと納めて今の年配の方々を養っていくわけねばなりません。

とんでもないですね笑

 

単純計算で労働者2人で1人のじいさん、ばあさんを養うわけです。

キッツイですね笑

 

どんだけ税金納めるんだ笑

 

 

そもそも、なぜそんなことになるのか。

 

 

日本の社会構造、ひいては企業文化がそもそも狂ってるから、ですね。

 

日本は形式上、資本主義社会と言われているので競争によって社会が成長していくはずだ。

なのに、未だに戦後の亡霊に取り付かれたように「年功序列」という制度によって給料が決まる。「成果報酬」ではない。「年功序列」。

 

隣のやつよりどんだけ頑張っても大事なのは歳。

歳で給料が決まる。

 

おかしくないか??

 

確かに日本が戦後復興する上で年功序列というシステムは功を奏した。

規律は取れるし、日本復興という統一された理念があったからみんな不満もなく、国のために頑張った。素晴らしいと思う。

 

だけど今は?

 

本当に団結や規律が必要か?

趣向の個別化が進んだ社会でみんなをみんな同じものさしで測られていいのか?

いろんな技術が必要とされる中で本当に各々の才能を殺してまで、年齢によって給与を決めるのか?

 

それだと資本主義じゃあない。

社会主義でしょ。

 

 

どんなに頑張ってももらえる給与は目に見えてる。

そんなシステムで誰が本気で頑張るんだ?

 

誰が本気でこの国を変えようとする?

 

アメリカが強い理由は起業家が多いこと、だと思っている。

 

実はアメリカでは起業家>ベンチャー社員>大企業社員

という順に評価される風潮にある。

 

皆が皆自分の強みを生かして、国に貢献したいと思う気概の表れだろう。

 

スティーブジョブズのアップル

ザッカーバーグフェイスブック

 

それぞれ、日本の大企業なんてあっという間に抜き去った。

 

世界のTOP100に日本企業はどれだけランクインしている?

今はかろうじて何社かランクインしているが10年後はほとんど消えるだろう。

 

日本は先進国で最も給与水準が低い国だと言われる。

あんなに輝かしい復活を遂げたこの国が、今はこのざまだ。

 

 

今のままでは日本という国と共倒れだ。

 

「日本」なんてどうでもいい

 

と思っていてもマイナンバーで国は日本の人材が流出しないように首輪をつけた。逃げられないように。

 

このままだと日本人の未来は暗い。

 

私はこの日本という国の未来に危機意識を感じ、少しでも日本の成長に貢献できるよう会社を興した。

 

私ができることなど微々たることかもしれない。

 

しかし、同じように日本に危機意識を感じている学生や起業家がいるのであれば

その意識を共有し、事業を通じて今の日本という国の変革に一石投じたいと考えている。