今やってる行動の「目的」3行で説明できる?
今日は「目的」の大切さについて綴ります。
日頃「目的」をあまり意識せずに活動することが多いですが、それって非常に無駄につながりやすいのです。
「俺は意識できてるわ」
って人はオッケーです。
でも!
その「目的」って本当に正しいですか?
どういうことか。
よく見られがちなケースってのは「目的」と「手段」を混合しているケース。
例えば「受験」。
あなたの目的は「とある大学に受かること」だとしましょう。
※大学に受かる、というのも大きく見れば「手段」ですが、ここでは「大学に受かる」のを「目的」とします。︎
あなたは大学に受かるためにまず受験の参考書を買いました。
そこでせっせと問題集をこなします。
そこで思うわけです。
「この参考書を終わらせることを目標に頑張ろう」
ここでツッコミが入ります。
「参考書を終わらせることが目的になったの?」
よく考えてみてくださいよ。
大学の受験科目、出題範囲、傾向も見ずに
参考書を終わらせることが目的になっちゃあまずいでしょ。
あくまで参考書を終わらせるのは「手段」であって
あなたの目的は「大学に受かること」でしょう。
となれば、参考書をすべて終わらせるのではなく、出題頻度の多いところを重点的にとけばいいわけです。
効率的になりますね。
さらには参考書が最善の手段じゃないかも。
塾に通う、学校の授業の復習で十分…
などと手段の見直しも効くようになります。
とまあ、こんな具合に「目的」を正しく認識することも重要なわけです。
「目的」と「手段」の切り分けって意外と難しいもんです。
会議だってそうです。
よく弊社でMTGをこなす時も
「このMTGの目的はなんだったか」を明確にして挑みます。
でないと、全体の方向性が見えずいつまでたってもさほど重要でない議題とみんなでにらめっこですよ。
「目的」が明確、あるいは正しくないと「手段」すら確定できない。
だから私はいつも、目的を3行で言い表せるようにしています。
行動には目的があって、その目的が正しいかを常に持っておくためです。
でないと必ずどこかで非効率につながります。
それは損失に繋がりうるし、人生において労力や時間のムダになります。
目的は3行で。
さて、あなたの今行っている行動の目的、3行で言えますか?
さらには、その目的は「手段」と混同していませんか?
今一度振り返ってみてください。