とある学生起業家の奮闘記

幾度もの挫折を経験し、学生で起業するという選択をした男の実録奮闘記。

 

逆境に強い人がいるんじゃなくて、逆境が人を強くする。

人生は弱肉強食ピラミッドなのか?

自然界、そこには「生態系ピラミッド」というものが存在して、

肉食動物→草食動物→植物→分解者→土壌

の順に食物連鎖が繋がる。

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 つまりは、肉食動物は草食動物を食べ、草食動物は植物を食らって生きるという風に、自然界は強者が生き、弱者は食われるという構図が出来ている。

 

この構図において弱者は強者の前に無力だ。

時には数で対抗したりもするが、やはり抗えない。

 

さらに理不尽なのは、このピラミッドは生まれた時点で決まってしまっているということ。 

生まれた時点でウサギはウサギ、虫は虫ということだ。

 

 

ではここで、目線を変えて人間界を見てみよう。

 

人間界はみんな同じ人間だからみんな平等、横並びだろうか?

 

答えはNoといえよう。

次のピラミッドを見てみると、

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年収、すなわち「富」という観点では人間界もピラミッドなのだ。

 

富裕層が貧困層を従え、搾取する。

まさに自然界と同じように弱肉強食ではないか。

 

富を持つものは富を持たないものを働かせつつ、富を巻き上げる。

一石二鳥、非常に効率がいい。

 

富める者は富み、持たざる者はより落ちぶれていく。

 

生まれた時から運命ってのが決まっているのではないかとすら感じる。

 

 

だが、人間界には自然界と違って決定的に違う点がある。

それは「下克上」があり得るということ。

 

下克上とは簡単に言うと、弱き者が強き者を打倒するということなのだが、ありがたいことに人間界では可能なのだ。

 

ありとあらゆる方法でこの下克上を成し得てきた者たちが世の中にいて、彼らがそれを証明している。

 

スティーブジョブズ孫正義、イーロンマスクといった超有名な起業家たちもはじめは“持たざる者”だった。

 

だが、彼らは紛れもなく人間界の頂点に上り詰めた。

 

 

誰にだってチャンスはある。

 

大事なのは、植物や草食動物のまま食われて人生を終わるのではなく

力をつけて、肉食動物たちに果敢に飛び込んでいく強い意志だ。